先輩の声
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海務

尾﨑 洋介 2018年入社
福岡県北九州市出身
大島商船高等専門学校卒業

海務の仕事内容は、多岐に渡ります。年に一度は船を訪ね、外国人の船員とのコミュニケーションをとる。さらに船の不具合の対応はもちろん、不具合が発生しないよう事前の対処も重要です。そのため他船で発生した不具合の内容を管理船へ連絡する、さらに本船からのレポートの確認、その上で今後必要になりそうな作業の打ち合わせなど、船が安全かつスムーズに運航できるように配慮しています。

  • 入社のきっかけを教えてください。

    まず、大島商船高専に進学したことが海への仕事を目指すきっかけになりました。中学生の時に、たまたま地元の北九州市に寄港した練習船を見て、かっこいいなと憧れました。商専を卒業して、船員の就職斡旋所に就職。そのときたまたま乗船したのが前職の船でした。その後、11ヶ月の船での仕事を終えてそのまま入社し、海務として働き始めました。前職からの縁というか、巡り合わせで大道海運に入社したという経緯です。

  • 英語は必須でしょうか。

    コミュニケーション中の風景 母校に海務の仕事の内容を伝える機会があり、学生さん相手に話しをする機会があるのですが、外国の船員さんとのコミュニケーションが英語であることを心配する人が多くいます。 ただ、ベトナムなど英語を母国語としていない外国人と仕事をする機会がほとんどなので、お互いに一生懸命に伝えようとします。その結果として、言いたいことは伝わります。英語ができないからと諦める職業ではありません。

  • 海務の魅力はどういったところでしょうか。

    仕事内容に幅があるため、コレということが難しいのですが、例えば、トラブルなく船が運航することや、手配した部品などを使って船が無事に修理できた時、内部監査が無事に終了した時などにやりがいを感じます。さらに新しい規則ができた時は、「こんな風にマニュアルを見直そう」など自分の意見が社内で反映されやすいところは魅力だと感じます。

  • 休日はどのように過ごされていますか?

    1人暮らしなので掃除や洗濯など家のことをしています。友人とお酒を飲みにいくこともありますし、商専のときの同期もこういった海の仕事をしている人が多いので、仕事で今治に来た際に会う機会もあります。地元は福岡県ですが愛媛県での生活にはもう慣れました。

一日の流れ

出社

車で出社をします。まずはメールチェックから。
船とは基本的に時差があるので、その報告などの確認をします。

午前の業務

基本的には管理船をはじめ、業者さんとのやりとりもほぼメールで行なっているので、
パソコンの前に座っていることがほとんどです。

昼食

お弁当の時と外に食べに出かける時が半分半分です。お弁当はもちろん自分で作ります(笑)。
外に出るときは、牛丼など近場でサッと済ませられるところにします。

午後の業務

緊急のトラブルに対処したりはするものの、基本的には午前中の仕事とそう変わりはありません。
月一で会社全体のミーティングがある場合もあります。そこでは事故や新しい規則のためのマニュアル変更などを話し合います。

退社

退社後も携帯電話を24時間持っておくことになっています。
ほとんど掛かってくることはないのですが、電話が掛かって来た時には対応できるようにしています。